スイカの収穫のタイミングは難しい。
まず、大きくても未熟だったり、小さくても熟していたりと、大きさがあてにならない。
これまでも、切ってみたら中はまだ白っぽかったり、
味が薄くて、美味しくなかったりということも何度か。
かと言って、熟しすぎても、実が破裂したり、
一番美味しいタイミングを逸して、味が落ちたりしてします。
特に難しい大玉スイカは数年前に諦めて、最近は小玉スイカだけに絞っている。
スイカの収穫の目安は受粉後、30~40日と言われている
と言っても、このように品種や気候によって幅が大きいし、それよりも、かなりの確率で見落として、わからなくなる。
“巻きひげが枯れたら”、というのも目安になるが、早すぎることは避けられるものの、巻きひげある程度熟すと枯れるので、ベストのタイミングはわからないし、採り遅れもわからない。
そんなこんなで、特にその年の初収穫は迷う。
今日は、さんざん迷ったあげく、スイカの初収穫を迎えた。
獣(おそらくハクビシン)が畑にやってきていることもあって、躊躇しているうちに獣に食われてしまっても後悔しそうなので、1つ収穫してみようと。
重さ2,560g、小玉スイカとしては十分な大きさ。
他にもいくつか収穫候補のスイカがあったが、どれが早く花が咲いたのかもわからないので、一番大きそうなものを収穫。
家に持ち帰って冷やしてから、いざ切ってみると、包丁を入れた感覚は、完熟している時の割ける感じは無く、ちょっとまだ早そう。
それでも、色はまあまあ赤くなっている。
でも、種の大半がまだ白い。
食べてみると、まあまあ甘いので許容範囲ではあるものの、もうチョット待てばもっと美味しいスイカになったのでは?
かみさんは「食べれるね」と言い、
娘は終始無言で食べる。