7月もあと残り1週間というのに、まだ梅雨が明けない。
現時点で「来週梅雨明けか?」との予想もある一方で、「8月ににずれ込む可能性も?」などと言っているところもある。
梅雨入りは6月11日頃だったから、7週間もの長い間梅雨ということになる。
昔は梅雨というと、雨がシトシト降り続けるイメージがあったが、台風かと思うような豪雨の連続。
雨よりも、とにかく晴れない、日照が少なすぎる。
例年は、梅雨だと言っても、晴れる日もそこそこあるのがあたり前だと思っていた。
それが、ほとんど晴れない。
今日も、一日曇り。
日照が少ない影響を最も受けているのが、トマト。
トマトは、収穫が圧倒的に少ない。
実が成っても、裂果してしまうものが圧倒的に多い。
熟し方も、日照が少ないために不十分なまま、色を見ても鮮やかな色に熟さない。
食べても甘みが乗らないし、単に甘くないだけでなく、あまり美味しくない。
最悪なのは、病気なのかよくわからないが、熟す前に腐ってしまっている。
今日畑に行くと、たいして収穫できないままに、ほぼ枯れてしまっていたものが6本もあった。
7月にこんなことになったのは初めてだ。
それでも、大半が上の段まで実を付けている。
これから梅雨が明けて晴れたとしても、たぶん手遅れだろう。
こんなに収穫が少ないというのに、さらに追い打ちをかけるように、ケモノがトマトを食い散らかしている。
これまで獣害はトウモロコシとスイカがほとんどで、たまにキュウリがやられていた。
トマトが獣害にあったことは、記憶にはない。
ただ、しいて言えば、この曇りのおかげで、この時期にしては農作業を一日中することができた。
これがもし晴れていれば、熱中症の危険もあるし、体力も持たないので、早々に切り上げるしかない。
そういう良い面もあることはあるが、やはり、野菜にとって、日照の方が大切だ。