栽培アドバイザー– archive –
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水はけを良く、害虫対策
水はけの良い高畝に ブロッコリーは多湿が苦手です 定植後に、長雨にあうと湿害が発生しやすくなります。 水はけのあまり良くない土の場合は、高畝にして水はけを良くしましょう。 害虫被害を防ぐ 苗には虫が付きやすく、食害を受けてしまいがちです。 特... -
ソラマメはアブラムシが大敵
ソラマメの大敵はアブラムシです。 年内では、10月~12月にかけて温度が高く雨が少ない年に発生しますので、育苗時や生育初期にアブラムシの飛来防止をすることが大切です。 春になり暖かくなる4月~5月は、特に多くのアブラムシが発生しやすくなります。 ... -
エダマメには根粒菌があるため窒素肥料を控える
エダマメには“根粒菌”という窒素を固定する機能が備わっています。エダマメを根ごと抜くと、根に丸い粒がたくさんついています。これが根粒菌です。 この根粒菌のおかげで、エダマメの生長に必要な窒素分は、これで十分に賄うことができます。むしろ窒素分... -
トウモロコシの種まき:同じ品種を複数列で植える
トウモロコシは、1つの株に雄花と雌花が咲く“雌雄異花同株植物”で、花粉は風に乗って飛ぶ“風媒花”です。 そして、花粉はほかの株の花粉の方が受精しやすい(“他家受粉”)という特徴がありますので、近くに他の株があった方が良いので、1列ではなく、2列... -
うどんこ病とべと病を防ぐ
カビによる病気 うどんこ病とべと病は、どちらもカビによる病気です。下葉から発生して、放っておくと、株全体に広がってしまいます。 うどんこ病 うどんこ病は、その名のとおり、葉の表面がうどん粉のような粉をふいたようになります。 低温で乾燥ぎみで... -
鳥と虫から守る
鳥害から守る エダマメの栽培にとって、第一の難関が鳥害です。豆(種)や発芽直後の双葉は、鳥に狙われやすいので要注意です。 種を播いたら、不織布をベタがけするか、寒冷紗でトンネル栽培をすれば、鳥から守ることができます。 また、ポットで育苗して... -
クラウンを埋めないように植え付ける
良い苗のポイント 市販のイチゴの苗を選ぶとき、良い苗とは、本葉3~4枚で病害虫の被害の無いもの。そして、葉の付け根にクラウンと呼ばれる部分がありますが、これが土から出ていて、太く丈夫そうなこと。 そして、株元にランナーと呼ばれる短い茎が付... -
土寄せを繰り返して、軟白部分を長く
植え付け後、生長に合わせて土寄せをすることで、軟白部分を長く伸ばすことができます。 1回目の土寄せは、植え付けから1ヶ月後頃。併せて、追肥もします。 土寄せの際には、分げつ部(葉の付け根)に生長点がありますので、ここを埋めないように気を付... -
完熟ピーマンやパプリカを収穫するには
パプリカに分類される品種を栽培しても、未完熟の段階では当然緑色ですし、そのまま収穫すれば、ほぼピーマンです。 また、緑色の普通のピーマンでも、完熟させれば、苦みがほぼ無くなった赤い実となり、こちらは逆に、ほぼパプリカとなります。 スーパー... -
ソラマメの植え付け
育苗したソラマメを植え付けるタイミングは、本葉2枚の頃が良いでしょう。 成長しすぎた苗だと、植え傷みが起こりやすくなります。 また、越冬する時の本葉数が5枚以上になると、耐寒性が弱くなり、寒害をうけやすくなります。