栽培アドバイザー– pt_archive –
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ピーマンの畑の準備と植え付け
1:苦土石灰を散布して適正pHに ピーマンの生育に適した土壌酸度は、pH6.0~6.5です。 一般的には、土壌は酸性に傾きがちです。あらかじめ土壌のpHを測定し、適正酸度よりも低い場合は、好適pHになるよう苦土石灰等を入れて耕し、中和させます。pHの数値... -
コンパニオンプランツを植えることで病害虫抑制や成長促進が期待できる
コンパニオンプランツとは 異なる野菜を一緒に植えることで、両方、あるいは片方の害虫の抑制や病気予防、生長促進が期待できる、相性の良い組合せの関係にある植物を、コンパニオンプランツと言います。 これらの多くは、先人たちの永年の経験の積み重ね... -
タマネギの収穫
中晩生種は7~8割倒れたら収穫 一般的なタマネギは、5月中旬~6月上旬頃、球が大きくなって、全体の株の7~8割が倒伏したら、それが収穫の合図です。 タマネギは、球が肥大するとともに、葉の数も増やしますが、収穫時期を迎えると、生長が弱まって... -
種まきは気温が高くなってから
オクラは、熱帯アフリカ原産で高温を好み、発芽適温は25~30℃とかなり高めです。そして、10℃以下では生育が止まってしまいます。 温暖地や暖かい室内で育苗管理できる場合は4月頃、一般地や寒冷地で暖かい育苗環境が無い場合は5月以降が適しています。 ... -
酸性土壌に弱いため、石灰で中和
日本の土壌の多くは酸性に傾きやすいため、酸性土壌を嫌う野菜はそのままではうまく育ちません。 種まきの前に土壌のpHを測定し、野菜の品目ごとの好適pHになるよう、適量の石灰を散布して中和します。 pHの数値を1上げるには、苦土石灰なら100g/m²程度... -
弱酸性を好むため、土づくりに石灰は不要
多くの野菜栽培で、酸性に傾いた土壌を中和するために、野菜を栽培する前に石灰を撒くと思いますが、弱酸性を好む、あるいは強い野菜ですので、土づくりにおいて石灰を撒く必要はありません。 ただし、非常に強い酸性になっている可能性も否定できませんの... -
ソラマメはアブラムシが大敵
ソラマメの大敵はアブラムシです。 年内では、10月~12月にかけて温度が高く雨が少ない年に発生しますので、育苗時や生育初期にアブラムシの飛来防止をすることが大切です。 春になり暖かくなる4月~5月は、特に多くのアブラムシが発生しやすくなります。 ... -
エダマメには根粒菌があるため窒素肥料を控える
エダマメには“根粒菌”という窒素を固定する機能が備わっています。エダマメを根ごと抜くと、根に丸い粒がたくさんついています。これが根粒菌です。 この根粒菌のおかげで、エダマメの生長に必要な窒素分は、これで十分に賄うことができます。むしろ窒素分... -
トウモロコシの種まき:同じ品種を複数列で植える
トウモロコシは、1つの株に雄花と雌花が咲く“雌雄異花同株植物”で、花粉は風に乗って飛ぶ“風媒花”です。 そして、花粉はほかの株の花粉の方が受精しやすい(“他家受粉”)という特徴がありますので、近くに他の株があった方が良いので、1列ではなく、2列... -
鳥と虫から守る
鳥害から守る エダマメの栽培にとって、第一の難関が鳥害です。豆(種)や発芽直後の双葉は、鳥に狙われやすいので要注意です。 種を播いたら、不織布をベタがけするか、寒冷紗でトンネル栽培をすれば、鳥から守ることができます。 また、ポットで育苗して...
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