エダマメには“根粒菌”という窒素を固定する機能が備わっています。エダマメを根ごと抜くと、根に丸い粒がたくさんついています。これが根粒菌です。
この根粒菌のおかげで、エダマメの生長に必要な窒素分は、これで十分に賄うことができます。むしろ窒素分が過剰になると、葉や枝ばかりが茂り、つるぼけが起きやすくなります。また、過剰に茂った葉は、害虫の住処にもなってしまいます。
市販の化成肥料には、チッ素、リン酸、カリがほぼ同じ割合で入っていますが、リン酸やカリの単肥と併せて使うなど、チッ素分を控えるようにします。