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基本は春どり
アスパラガスの若茎が地面から顔を出してから、だいたい4~5日くらい経ったところで、ハサミを使って25cm前後で切り取ります。
30cmを過ぎると、穂先が開いてきて、筋張って食味が落ちてしまいますので、採り遅れないようにしましょう。
週に1回程度しか収穫できない場合は、少し早めに収穫した方が良いかもしれません。
若茎を全部収穫せずに株を充実させる
アスパラガスは多年草で10年以上収穫できますが、長い期間多く収穫するためには、株を充実させることが大切です。
株は大型で、幅1.5m、深さ1mの範囲に広がりますので、隣の作物との距離など、必要なスペースを確保することも必要です。
栽培2年目で15~20日くらい、3~4年目で30~40日、5~6年目で50~60日くらに収穫をやめ、その後は次の年のために茎葉を伸ばし、根に養分を蓄積します。
長期どり(立茎栽培)
アスパラガスの収穫は、一般的には“春どり”ですが、これでは収穫期間は2ヶ月以内で終わってしまいます。
家庭菜園では、長い期間収穫が楽しめる“長期どり”または“立茎栽培”と呼ばれる収穫方法がお奨めです。
長期どりをするためには、春の収穫期間を1か月程度にとどめ、太い若茎を数本伸ばし、その後に出てくる若茎を10月頃まで収穫することができます。
最近は、農業者の間でも半促成長期どりの作型が普及し、国産のアスパラガスが春以外の季節でも見られるようになっています。
菜園マスターは多年草にも対応
菜園マスターは、アスパラガスのような多年草にも対応して、作付計画を作成や栽培管理ができます。