栽培アドバイザー– archive –
-
家庭菜園で梅雨入り前にやっておくべきこと
6月に入ると、気温が高くなる一方で、梅雨入りすると雨が多い季節です。関東地方では、平年だと6月半ば、早ければ上旬にも梅雨入りすることがあります。 梅雨入りして、連日雨が続くと、家庭菜園などでの野菜の栽培には、いくつか問題が出てきてしまいま... -
ピーマンの定植以降の栽培管理
ピーマンは、定植以降も初期生育が遅いため、わき芽や一番花・果を摘み取り、初期の果実は若どりするなど、まずは背丈を大きくすることを優先することが大切です。 1.わき芽かき:一番花よりしたのわき芽はすべてかき取る 苗を植え付けてから2~3週間... -
ピーマンの畑の準備と植え付け
1:苦土石灰を散布して適正pHに ピーマンの生育に適した土壌酸度は、pH6.0~6.5です。 一般的には、土壌は酸性に傾きがちです。あらかじめ土壌のpHを測定し、適正酸度よりも低い場合は、好適pHになるよう苦土石灰等を入れて耕し、中和させます。pHの数値... -
ピーマンの作付計画
ピーマンは、露地栽培では5月頃植え付け、6月から10月末頃までと長い期間収穫を楽しむことができます。 育苗期間は、比較的高い温度が必要で、育苗期間も長いことからまだ寒い季節に種をまく必要があり、種から育苗する場合には育苗器などの加温できる... -
トウモロコシの作付け計画ートンネルと抑制栽培を併せて長く収穫を楽しむ
トウモロコシの採れたての甘さは格別で、家庭菜園ならでは楽しみです。 7月中下旬頃に収穫する作型が標準的ですが、トンネルを使えば6月には収穫でき、抑制栽培をすれば10月頃まで収穫できます。 トウモロコシは交雑しやすいので品種を統一する トウモロ... -
キュウリの作付け計画ーできるだけ長く収穫を楽しむ“ずらしまき”
キュウリは、家庭菜園に欠かせない野菜の1つです。ただ、収穫がピークとなる7月頃は、採りきれないほどたくさん収穫できるのに、8月以降になると草勢が衰えて、あまり収穫できなくなってしまうことです。 できれば長い期間収穫したいものです。そのため... -
トマトの作付け計画ーバラエティに富んだ種類のトマトを楽しむ
家庭菜園で、まず何を作るかと言えば、第一に挙がるのがトマトだと思います。稀にトマトを嫌いな人もいるかも知れませんが、家庭菜園のメニューにトマトは欠かせません。 トマトの種類はバラエティに富んでいる トマトは、大きさで言えば、大玉、中玉、小... -
ジャガイモの保存方法:風通しの良い暗所で保存、毒素に注意
収穫後は表面を乾かしてから、光の当たらない場所で並べて保存 ジャガイモは、風通しの良い暗所でなら、数ヶ月以上貯蔵がききます。逆に言うと、湿気の多い所では腐りやすく、光があたる所では緑化してしまします。 太陽光のような強い光でなくても、室内... -
コンパニオンプランツを植えることで病害虫抑制や成長促進が期待できる
コンパニオンプランツとは 異なる野菜を一緒に植えることで、両方、あるいは片方の害虫の抑制や病気予防、生長促進が期待できる、相性の良い組合せの関係にある植物を、コンパニオンプランツと言います。 これらの多くは、先人たちの永年の経験の積み重ね... -
キャベツの収穫
キャベツの収穫適期 結球して、球が十分な大きさとなり、手で押してみて固く締まっているようでしたら、収穫適期です。 同時に植え付けた苗でも、多少生長の差がでることが多いので、生長の早い方から順番に収穫します。 球を斜めにして外葉を手で押し下げ...