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ハクサイの収穫適期は生育日数としまり具合で
ハクサイの収穫適期は、種まきからの生育日数と、葉球のしまり具合で判断し、手で頭を押さえてみたときに、固くしまったものから収穫します。
種まきからの生育日数は、品種によって異なります。おおよその目安ですが、以下のように、早生種と晩生種とではかなり開きがあります。ですので、生育日数のことなる複数の品種を同時に種まきすれば、収穫の時期をずらして、長く収穫を楽しむことができます。
- 早生種:60日前後
- 中生種:70日~80日
- 晩生種:90日~120日
中生・晩生種は、防寒対策しながら、遅くまで畑に置いておける
中生・晩生種は、12月中旬頃、結球が8~9割を目安に、霜の害を受けないように、外葉で包んで紐でしばっておくと、寒さによく耐え、遅くまで畑に置いておくことができます。
さらに気温の低い地域では、不織布などのベタ掛け資材を掛けておくと、より効果的です。
収穫後は新聞紙にくるんで冷暗所に
ハクサイは大型野菜ですので、2~3個収穫しただけでも、すぐには食べきれませんし、家庭の冷蔵庫に何個も入りません。
すぐに食べないハクサイは、新聞紙にくるんで、涼しい所に立てておけば、かなり品質を保つことができます。
収穫後すぐに家庭の冷蔵庫の野菜室に入れておくだけでも、ある程度品質を保持できます。スーパーで買ってきたハクサイと比べれば、その差は歴然です。