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中晩生種は7~8割倒れたら収穫
一般的なタマネギは、5月中旬~6月上旬頃、球が大きくなって、全体の株の7~8割が倒伏したら、それが収穫の合図です。
タマネギは、球が肥大するとともに、葉の数も増やしますが、収穫時期を迎えると、生長が弱まって葉の数が増えなくなり、葉の重さを支えられなくなって、葉が倒伏します。
球の肥大が揃わず、小さいタマネギもあるかも知れませんが、残念ながら、それ以上待っても球の肥大が期待できないばかりか、病気にかかるなどの危険性が増すことになりますので、一斉に収穫してしまいましょう。
また、倒伏していないものの、葉が固くなって、トウ立ちしてしまうものもあります。トウ立ちすると、球に養分があまり行かずに肥大にしくくなります。
収穫したのち、2~3日畑に並べて乾燥させた方が、貯蔵で日持ちします。
軒下などの風通しのよい日陰に吊して保管すれば、長期間保存することができます。
極早生サラダ用タマネギは早めに収穫
一方で、極早生種などのサラダ用タマネギの場合は、3月から4月頃収穫できます。
新鮮なまま乾燥させずに食べますので、日持ちはしません。中晩生種に比べて早めに収穫した方がよいでしょう。
保存ができませんので、最初の収穫を早めに始めて、何回かに分けて収穫した方が、新鮮な玉ねぎをサラダで食べることができます。