栽培アドバイザー– pt_archive –
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家庭菜園で梅雨入り前にやっておくべきこと
6月に入ると、気温が高くなる一方で、梅雨入りすると雨が多い季節です。関東地方では、平年だと6月半ば、早ければ上旬にも梅雨入りすることがあります。 梅雨入りして、連日雨が続くと、家庭菜園などでの野菜の栽培には、いくつか問題が出てきてしまいま... -
ピーマンの定植以降の栽培管理
ピーマンは、定植以降も初期生育が遅いため、わき芽や一番花・果を摘み取り、初期の果実は若どりするなど、まずは背丈を大きくすることを優先することが大切です。 1.わき芽かき:一番花よりしたのわき芽はすべてかき取る 苗を植え付けてから2~3週間... -
ピーマンの畑の準備と植え付け
1:苦土石灰を散布して適正pHに ピーマンの生育に適した土壌酸度は、pH6.0~6.5です。 一般的には、土壌は酸性に傾きがちです。あらかじめ土壌のpHを測定し、適正酸度よりも低い場合は、好適pHになるよう苦土石灰等を入れて耕し、中和させます。pHの数値... -
ジャガイモの保存方法:風通しの良い暗所で保存、毒素に注意
収穫後は表面を乾かしてから、光の当たらない場所で並べて保存 ジャガイモは、風通しの良い暗所でなら、数ヶ月以上貯蔵がききます。逆に言うと、湿気の多い所では腐りやすく、光があたる所では緑化してしまします。 太陽光のような強い光でなくても、室内... -
ジャガイモの収穫:地上部が枯れたら収穫適期
春植えジャガイモは、地上部が半分以上黄色くなったら収穫適期 植え付けから約3ヵ月で茎葉が黄色くなりはじめます。これを黄変期といい、茎葉に蓄積されていたデンプンが糖になってイモに運ばれ、再びデンプンとなってイモが肥大します。 地上部が半分以... -
タマネギの収穫
中晩生種は7~8割倒れたら収穫 一般的なタマネギは、5月中旬~6月上旬頃、球が大きくなって、全体の株の7~8割が倒伏したら、それが収穫の合図です。 タマネギは、球が肥大するとともに、葉の数も増やしますが、収穫時期を迎えると、生長が弱まって... -
種まきは気温が高くなってから
オクラは、熱帯アフリカ原産で高温を好み、発芽適温は25~30℃とかなり高めです。そして、10℃以下では生育が止まってしまいます。 温暖地や暖かい室内で育苗管理できる場合は4月頃、一般地や寒冷地で暖かい育苗環境が無い場合は5月以降が適しています。 ... -
エダマメには根粒菌があるため窒素肥料を控える
エダマメには“根粒菌”という窒素を固定する機能が備わっています。エダマメを根ごと抜くと、根に丸い粒がたくさんついています。これが根粒菌です。 この根粒菌のおかげで、エダマメの生長に必要な窒素分は、これで十分に賄うことができます。むしろ窒素分... -
トウモロコシの種まき:同じ品種を複数列で植える
トウモロコシは、1つの株に雄花と雌花が咲く“雌雄異花同株植物”で、花粉は風に乗って飛ぶ“風媒花”です。 そして、花粉はほかの株の花粉の方が受精しやすい(“他家受粉”)という特徴がありますので、近くに他の株があった方が良いので、1列ではなく、2列... -
うどんこ病とべと病を防ぐ
カビによる病気 うどんこ病とべと病は、どちらもカビによる病気です。下葉から発生して、放っておくと、株全体に広がってしまいます。 うどんこ病 うどんこ病は、その名のとおり、葉の表面がうどん粉のような粉をふいたようになります。 低温で乾燥ぎみで...
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